105L71

ビタミンの欠乏とその病態との組合せで正しいのはどれか。
ビタミンA --------- 壊血病
ビタミンB1 --------- 代謝性アシドーシス
ビタミンC --------- 脚気
ビタミンD --------- 悪性貧血
ビタミンE --------- 出血傾向

解答: 2

105L71の解説

1. ビタミンA 欠乏では夜盲症となる。壊血病となるのはビタミンC 欠乏。
2. 正しい。高カロリー輸液などでビタミンB1が欠乏するとミトコンドリア代謝が低下し乳酸が蓄積され、代謝性アシドーシスとなる。
3. 脚気はビタミンB1欠乏により生じる。
4. ビタミンD 欠乏ではくる病や骨軟化症となる。悪性貧血となるのはビタミンB12欠乏。
5. ビタミンE欠乏では低出生体重児の溶血性貧血の原因となる。出血傾向はビタミンK欠乏。

テーマ:ビタミン欠乏とその病態