108K16

骨髄抑制が出現するのはどれか。
麻薬
利尿薬
抗癌薬
強心薬

解答: 3

108K16の解説

各薬剤の副作用を押さえておきたい。
1. 麻薬の主な副作用は、便秘、悪心・嘔吐、呼吸抑制である。
2. 利尿薬とは、電解質(Na、K、Clなど)を調整しつつ排尿を促すといった作用機序である。つまり、副作用としてはこれらの電解質異常が見られることはあるが、骨髄抑制は見られない。
3. 正しい。抗癌薬とは癌細胞のような細胞分裂のスピードが速いものに作用する。つまり、骨髄、毛髪、消化管といった細胞分裂のスピードが速い部位にも作用してしまい、骨髄抑制、脱毛、下痢などの副作用をきたす。
4. 強心薬の副作用として、徐脈や中毒症状などがある。

テーマ:副作用として骨髄抑制が出現する薬剤