100L42

Aさんに鎖骨下静脈から中心静脈カテーテルを挿入した。その直後、Aさんに呼吸困難が出現した。
最も優先される検査はどれか。
胸部CT
心電図〈ECG〉
気管支鏡検査
胸部エックス線撮影

解答: 4

100L42の解説

鎖骨化静脈から中心静脈カテーテルを挿入した場合、肺を穿刺して気胸をきたす可能性がある。
1. まずは胸部エックス線撮影によって気胸を診断する。胸部CTを行うならその後である。
2. 心電図〈ECG〉による心の検査よりも、まずは肺の検査を優先すべきである。
3. 気胸は気管支の障害ではないため、気管支鏡は優先されない。
4. 正しい。Aさんは呼吸困難をきたしていることから気胸を疑う。

テーマ:気胸疑いの患者に優先される検査